top of page

ree

 LAにいる娘のKotta (ことは) のインタビュー記事が、オンラインマガジンShoutout LAに載りました。母の日の少し前にこの記事を書いたそうで、それが半月ほどたってアップされ、ちょっと遅れて、母の日の嬉しいプレゼントとなって私に届きました。


 落第点ばかりの母親で、娘たちにとっては反面教師ですが、ただ一つだけ身をもって徹底してきたことがあって、それは物を制作する心構えでした。どんなに小さい物、例えばお友達に贈る誕生日カード、学校での部活やバザーのポスター、舞台裏で制作する小道具でも、自分が物を作るときは、常に心を込めて自分らしさを出した最大限美しい物を作る、ということでした。コッタは、私からその姿勢を学んで育ったと記事に書いています。


 私は子育てのため、プロとしてのイラストレーションの仕事からは離れてしまったのですが、それでも日々の生活の中で、さまざまな物を作る機会がありました。私が完成度の基準としてきたのは「もし今ここにArtCenter時代の友だちが現れたとしたら、これを堂々と見せられる?」と自分自身に問うことです。何かを作っている時、ふっとそう考えるのが、長年の習慣になっていました。ArtCenterの同窓生は皆それぞれアーティストやデザイナーやアートディレクターとして第一線で活躍していますから、ハードルは高いです。今、コッタは私のその母校に通っていて、いい仲間とともに日々制作にはげんでいます。


 アメリカンスクールのシアターは、毎年素晴らしい公演を披露しています。客席には、学校関係者だけでなく、外部からも大勢のファンを招いて公演していました。(コロナ禍で現在は客席数を限定しています。)才能溢れる若いアクター達と、非常に熱心なスタッフが集結して、レベルの高いプロダクションです。コッタは卒業するまで、私の右腕となって舞台裏で活躍してくれました。私の最高の思い出です。


ぜひ読んでみてください!



 

 娘のKottaはデジタル画で挑戦、私はいつものように油絵で描いてみました。

 私は暴力シーンが苦手なので、この番組はかなりの場面を速回ししながら見ました。それに、あらすじだけ読んでシーズンごと跳ばしたところもあります。こういうことを白状してしまうと、「ママは面白さがわかっていない」と言って、娘たちはひどく嫌がるのですが。

 

似顔絵を描いていて、親子で意見の相違があったのは、スカイラーの唇。Kottaは上唇のほうが出てる、私は下唇のほうが出てる、というふうに描いています。

 似せるのが一番難しかったのは、Kottaはガスで、私はスカイラー。一番先にできたのは、親子ともにソウル。

 カリフォルニアに留学中のKottaと東京にいる私と、こうやって絵でつながって面白がってます。

 Kottaは、私が80年代に卒業したArt Center College of Designのエンターテインメント デザイン科でアニメーションを学んでいる最中です。kottakatsuda.com

ree

© Miki Ishii Art 2015-2025 All Rights Reserved

bottom of page